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地方の小さな分教会が本部(宗教法人天理教)との被包括関係を廃止し、その経緯や方法、それから起きた出来事、上級や大教会とのやり取りなどをネットで公表しました。
記事は、「1/17000の闘争と逃走」(トップページのリンク集)
https://ameblo.jp/kyoukai-sitei
からお読みください。

中には否定的な意見も有りましたが、多くの方から励ましや応援のメッセージを頂きました。

そして、幾人かの方からは真剣本気で『被包括関係廃止手続きに取り組みたい』というご相談を受けています。

ある方は、私と同じように『中山みき様の本当の教えを追求したい』という想い。
別の方は、老齢の信者さんや地域への貢献の為、有する資格を活かして『介護施設やグループホームを設立したい』という想い。
また別の方は、教会を整理して先祖がお供えした土地建物を取り返したい、という想い。

メールでやり取りをする中で、全員が「現状の教会規則では何もできない」という認識を強くします。

『中山みき様』の本当の教えなら、お供えやお礼などは一切ありません。月日親神への感謝の気持ちを「上級への尽くし運び」等という事は有り得ない話です。月日親神が望んでいるのは「人助けをしなさい」だけです。信者さんにそのような話をさせて頂いても、定期的に巡教に来る上級や大教会の人間が「ぶち壊して」しまいます。歪んだ神様の教えを説いてお礼やお供えを出させようとします。こんな事をされても、現在の教会規則がある為に「逆らうと教会長の職を失う事になる」ので逆らう事ができません。

『介護施設やグループホーム』のような信者さんや地域の為の事業を行なおうとしても、資金調達や施設を作り変えようとする度に『大教会長の同意と本部の承認を得る』という教会規則に抵触します。ましてや、元々利益を出そうと思っている訳では無い『介護施設やグループホームのような事業』ですから、上級や本部へのお供えやお礼の負担ばかりが重荷になります。それを計算すると他の事業所より高額な料金になってしまう為に本来の目的を遂げることも出来ません。

教会を整理解散するには、当然『大教会長の同意と本部の承認』が必要です。仮に解散が認められたとしても、『教会の残余財産(土地建物を含めて全て)は、宗教法人天理教に帰属する』のですから、会長家族は長年住んでいた教会や住宅などを明け渡して出ていくしかありません。そもそも、最初から解散など認められるはずもなく、教会長の首をすげ替えられて教会や住宅から追い出されるだけでしょう。自分の先祖がお供えした土地建物でも、自分達の思うようには使えないのです。

現状の教会規則では、自分達の思った事ややりたい事が全て制限されてしまいます。別に「好き勝手したい」とか「我儘放題の事をやりたい」という訳ではありません。世の中の誰でも持っている『自己実現と夢の実現』です。今の封建主義的教会制度では、基本的人権とも言えるそれらの願望を摘み取り、末端教会は服従と隷属の人生を歩まされます。

末端教会がこれを解決する方法は、この封建主義的組織と規則から逃れる方法は、本部との『被包括関係を廃止』して教会規則を変更するしかないのです。勿論、被包括関係を廃止すればそれなりのデメリットもありますから、判断は個人の自由です。

相談を頂いて、具体的に準備を開始されている方の言葉(一部加筆修正)を紹介いたします。


「被包括関係を廃止する事の重要性、必要性が本当に認識できました。
 何よりも行動する事が大事だと思います。
 今回、このブログを通して最初の波を見せて頂きました。
 天理教全体からすれば小さな波かもしれません。
 でも、小さな波の連続が大きなウエーブになると考えます。
 連続する小さな波の一つになれるよう頑張ります。」


私の思いをくみ取ってくれた、大変嬉しい言葉です。
また、この方も手続きが完了したところで情報公開を考えていらっしゃるので、私の場合とはまた違ったストーリーになるのではないかと思います。

是非とも成功させて頂きたいと心より祈念いたします。
(いや『拝み祈祷では無い』のだから、全力でサポートさせて頂きます。笑)

  国々所々つとめ場所  役員