本日 71 人 - 昨日 100 人 - 累計 271634 人

『劇画 中山みき物語』2

ハ「次に、中山みきさんの教えの始まりとなった『おびや・ほうそ』の事ですね?」

責「天啓を排して、中山みきを一人の思想家として捉えた場合、その思想体系や教えの中身をどのように伝えるか、他の人に分かって貰うかは大変な困難と労力が必要です。中山みきさんの教えが『皆が陽気ぐらし出来る世の中の実現』という壮大なものであるだけに、その苦労や困難さは桁外れだと言ってもイイでしょう。でも、それが誰にも分かり易く、身近なモノとして伝えることが出来たのが、『おびや・ほうそのゆるし』だったのだと思えますね。」









ハ「この『米相場の失敗』というのは、責任役員さんが以前から話していた、中山家が貧に落ちた原因ですね?」

責「決して、貧しい人に施したからではなく、秀司の放蕩と米相場での失敗が原因です。更には、こかんの『大阪布教』も偽りですから(笑)。」











ハ「これは、教典や稿本教祖傳を信じてる人から異論が出そうですねぇ。」

責「かもしれませんね。でも、真実を知る事は大事です。この時のエピソードとして、こかんが拍子木を叩きながら『南無天理王の命』と唱えて歩いたなんて、作り話もいいとこです。この時代に『天理王』なんて神名は使っていませんし、後に秀司がひらいたのも『転輪王講社』ですからね。」

ハ「なるほど。では次に・・・。」



(続く)



コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):