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つくりとるなら

(前回より)


責「ですから、日本中の難渋している人を救うため、救い上げるために、給付金を何度でも、毎月でも支給すれば良いんですよ。」

ハ「毎月となると、最近ネットでも話題になっているベーシック=インカムというのがありますけど、それとは違うのですか?」


責「あぁ、全国民に一定金額を配布するというBI(ベーシック=インカム)ですね?でも、お話ししている人によって内容が違うので、現時点ではとても政策に取り入れられる段階ではありません。でも、給付金は既に実績がありますから、あとは、金額と回数だけ政府が決定すればOKです。」

ハ「そうですね。でも、こういう経済だの政治だののお話しは宗教っぽくないですねぇ。(笑)」


責「おや、ハルアキさんにしては頭の固い事を言いますね(笑)。」

ハ「固いですか?」


責「中山みきさんは『宗教をつくれ』なんて一言も言ってませんよ。『信心』とは言っていますが、それも、教え=理を守れという信心です。」

ハ「以前、責任役員さんは『中山みきさんの教えが宗教という形ではなくて、道徳とか哲学、社会規範や人の価値観として広まっていたら、もう少しマシな世の中になっていたかもしれないのに』と言ってましたが、それと政治や経済の話は関係ありますか?」


責「日本には政教分離の大原則があります。戦争に負けるまでは国家神道体制でしたから、敗戦によるGHQの方針の一つに従った訳です。でも、宗教を信仰している人が政治に関わってはいけないという訳ではありませんよね。実際に、宗教団体を支持母体とする政党もありますし、宗教家が立候補して政治家になることだって不可能ではありません。勿論、私が言いたいのはそこまでのお話しではなくて、宗教を信仰しているからといって、政治や経済の問題を放っておいていいという訳ではない、という事です。」

ハ「まぁ、信仰の如何に関わらず、日本国民として18歳以上になれば、選挙権がある訳ですからね。政治に無関心というのは問題ですね。」


責「はい。日本をもっと良い社会にしようと思ったら、そういう理念や政策を掲げる政党や政治家を選んで投票しなければいけないのです。さすがに中山みきさんのいう『誰も苦しむ人のいない陽気づくめの世』を実現できるような政策を掲げる政治家や政党はありませんが、色々比較して、それに一番近い政策を掲げる政治家や政党を選ぶべきでしょう。先ほどの給付金の話ではありませんが、そういう政策を掲げている政治家はいますからね。」

ハ「なるほど、個人で難渋に10万円配るのは大変ですし、全ての難渋となると、いくらお金があっても足りませんからね。」


責「でも、政府がやるなら、簡単に、あっという間に実現するんです。それを考えたら、選挙の時はキチンと考えないとダメだと分かります。勿論、教会や教団が『誰々に投票しろ』とか『〇〇党をよろしく』なんていうのはダメですよ(笑)。」

ハ「なるほど、あくまでも銘々の判断で投票する、させるべきですね。」


責「それが中山みきさんの教えですから。」

ハ「なるほど、本日はありがとうございました。」


責「いえいえ、あぁ、ハルアキさん。ピーマンはお好きですか?」

ハ「え?えぇ、ピーマンの肉詰めなんて大好きですよ。」


責「じゃぁ、昨日教会の献饌畑で採れたピーマンがありますから、差し上げますよ。後は、ナスとプチトマトも。どれも、私が育てて収穫したものですから。」

ハ「おや、それは有難うございます。遠慮なく。」


責「それに、収穫して神様にお供えした御下がりです。かんろだいつとめのお供えした野菜ですから、きっと美味しいと思いますので。」

ハ「本当ですかぁ(笑)。責任役員さんの教義の解釈やお話しの流れからすると、献饌物だから味や栄養が変わるとは思えませんけど(笑)。」


責「そうですね、さすがハルアキさん、よく聞き分けていますね(笑)。でも、この野菜を苗から育てて実を付けるまでの間、私が雑草を取ったり、支柱を立てて枝を結んだり、追肥をしたり、雨が降らない日が続いたら水をあげたりして育ててきたんです。それを想像してくれたら、やっぱり『美味しくなる』と思いますよ。」

ハ「そういう事なら、信者さんも喜んで美味しく頂けますね(笑)。」


責「えぇ、そういう事です。(笑)」

(了)



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