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『劇画 中山みき物語』11

ハ「最後の獄舎、ですか。壮絶なタイトルですね。」


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ハ「この、教祖が真之亮に声を掛けた内容なのですが、どういう意味なのでしょう?」

責「教組伝などでは、真之亮が隅の方で一人寂しそうにしていたという事で、教祖の優しい心使い、等という意味合いで書かれています。

実際は、教祖を始め収監された者全員が『政府の方針には従わない、天皇の祖先を神と言って権力に阿るような事はしない、一列兄弟互い立て合い助け合いこそ真実の神の教えだという事を曲げない、という決意と主張を続けた訳です。

しかし、真之亮だけは警察の力に屈し、言うがままに調書に署名をして教祖を裏切った訳です。

それに対して教祖は、『一人じゃ寂しかろう、お前も私達と一緒に正しい道を歩みなさい』と誘った訳ですが、真之亮はそれに従わず警察から解放された訳です。」


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ハ「もう、言葉がありません。目頭が熱くなります・・・。」




(続く)



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